rTMSとは | ここから・なび うつ病のお薬でよくならない患者さんやご家族の方へ
監修: 東京慈恵会医科大学 精神医学講座
主任教授 鬼頭 伸輔 先生

rTMSとは

TMSとは、Transcranial Magnetic Stimulationの略であり、経頭蓋磁気刺激のことです。

  • Transcranial=経頭蓋
  • Magnetic=磁気
  • Stimulation=刺激

rTMSとはrepetitive Transcranial Magnetic Stimulationの略で、反復経頭蓋磁気刺激を意味します。

  • repetitive=反復

rTMS療法は、規則的な刺激を連続して行うことで、磁気エネルギーを使って脳内の神経細胞を活性化することが期待できます。
うつ病によって脳本来の機能が低下している部位には興奮性の刺激を送り、過活動になっている脳部位には抑制性の刺激を送ることが可能です。
簡単に言えば、特定の脳の活動を変化させ、うつ病の症状を緩和させる治療法です。
日本では2019年6月より「成人のうつ病患者(既存の抗うつ薬治療で十分な効果が認められない場合に限る)」で保険適用となっています。

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監修:東京慈恵会医科大学 精神医学講座主任教授 鬼頭 伸輔 先生