マンガ - うつ病の薬物療法以外の治療法

うつ病の治療法「薬物療法」「精神療法」「反復経頭蓋磁気刺激療法（rTMS療法）」「電気けいれん療法（ECT）」あなたに合った治療法を一緒に考えて選択していきましょう

あなたが同じような状況に置かれても、うつ病が再燃・再発しないように自らの思考パターン・行動パターンを見直していきます。精神療法「認知行動療法」「森田療法」「内覧療法」など

抗うつ薬でよくならないからと諦めるのではなく、あなたに合った治療法を探しながら一緒にしっかりと治療していきましょう

解説 - うつ病の薬物療法以外の治療法

うつ病には、抗うつ薬による治療の他にも有効性が確認された治療法があります。医師は、そのような選択肢の中から、患者さんひとりひとりに合った治療法を患者さんと共に選択し、治療していくことを目指しています。

精神療法は、あなたがまた同じような状況に置かれても、うつ病が再燃・再発しないように医師との面談の中で思考パターンや行動パターンを見直していきます。精神療法には、認知行動療法や森田療法、内観療法などがあります。

一方で、反復経頭蓋磁気刺激療法（rTMS療法）や電気けいれん療法（ECT）では医療機器を使って神経細胞に働きかけます。rTMS療法は、磁気エネルギーを使って脳内の神経細胞に規則的な刺激を与えることで神経細胞のバランスを整える治療法です。ECTは電気を使った治療法で、rTMS療法と同様に頭部に刺激を与えます。ECTでは、麻酔をして眠ったような状態で短時間の電気を流していきます。

これらの治療法はいずれか一つ選択するという訳ではなく、実際には抗うつ薬と精神療法、抗うつ薬とECT、あるいは抗うつ薬とrTMSなど、抗うつ薬を継続したまま他の治療法を併用することが一般的です。

抗うつ薬でよくならないからと諦めるのではなく、あなたに合った治療法を探しながら治療していきましょう。

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